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タイと日本を行ったり来たりしています。ときどきタイ料理の紹介、ときどきオリジナル料理の紹介、たまに豆知識なんかも書いています。


by oishiinan

ヨルダンのパン事情

ヨルダンで一番食べられているパン。
と、言えば。

前回ご紹介した、あの、パンです。
これは、朝食のときに写した写真。
ヨルダンのパン事情_c0112184_13214179.jpg


この豆のシチューのようなものは、キドニービーンズ(うずら豆)を中心として
あれこれ茶色な豆を煮た料理です。
ホテルのコックさんは、「ブラックビーンズ」って呼んでました。
これを掬いながら食べるんですよねー。

街の食堂でも、このパンは食べ放題。
料理を頼むとパン代が込みって感じなんだと思うけど、
かごに盛り付けられたパンが、どーんとテーブルに置かれます。

大きな1枚のまま出てくることもありますが、
写真みたいに1/4に切ってあることのほうが多かったです~。
やっぱり、食べやすいですもんね。


このパンは、こうやって食べるだけじゃなくて、
中身を入れて、ぐるぐる巻きにして、サンドイッチにもなります。
ヨルダンのパン事情_c0112184_13272085.jpg


これは、中距離バスのバスターミナルで買ったサンドイッチ。
中身はいろいろ選べるんです。
私は牛ハムと、きゅうりとトマトの角切り、チーズ、ゆで卵にしました。
ほかに、前回ご紹介した豆のコロッケとか、お店によっては揚げナスとか。
いろいろオプションがあるようです~。
アラビア語がわかったらねー。
あれこれ質問攻めにしたんだけども・・・・・。


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こっちのは、羊のシシカバブサンド。
写真の後ろのほうに写っている肉の塊、わかりますか?
大きな鉄串に、肉をぐるぐるに巻きつけ、ロースターであぶってるんですよ~。
焦げ目がついたところからそぎ落として、それをぐるぐる巻きサンドに入れてくれます。

で、巻き終わったら、上から重しをかけて焦げ目をつける。
両面焼けたら、出来上がり~。

ヨルダンのパン事情_c0112184_13473363.jpg


中身は、こんなふうにいろいろありまして、これを肉と一緒にいれてくれます。
左端には、マヨネーズみたいな調味料。
これは、この店独自の味付けらしいです。


さて、このパンはどうやって作るのかというと。
こんな具合。
ヨルダンのパン事情_c0112184_13542672.jpg


大きな石釜があって、そこにペタンコに伸ばしたパンを入れて焼くんですねー。
ピザ釜みたいな感じでした。

ヨルダンのパン事情_c0112184_13594171.jpg

焼きあがったパンは、量り売りです。
1枚2枚でも買えるのかもしれないけど、
みんな1キロとか2キロとか、そういう単位で買ってました。
中には大きなビニール袋を両手にぶら下げて帰る人も・・・・・。
たぶん、このお店のパンはおいしいんでしょうねー。


他にどんなパンがあるかというと。
パン屋さんのお店の中は、こんな感じでした。
ヨルダンのパン事情_c0112184_146771.jpg


なんだかお菓子みたいな感じです。
ちょっと味見用にあれこれ買ってたべてみたんだけど。
どれも甘くて、カリカリ。
やっぱり、これはクッキーだわ。
と、私は思いました、デス。

ヨルダンのパン事情_c0112184_14145050.jpg


こっちのは、スティック。
スティックのほうは塩味で、プリツェルの太いやつって感じ。
パンなんだろうけど、日本人的な感覚では、
パンじゃないでしょー。
と、思いました。

だけど。
こういう場所では、ふかふかパンは腐りやすいし、保存性が高いっていうのが最優先だったんでしょうね。
伝統食なんだろうなぁ~。

でも。
普通のパンも売ってます。
ヨルダンのパン事情_c0112184_14153364.jpg

このパンは、なかにドライフルーツの味付けしたものが入っていました。
そういうのは、種類は少なかったですけど、でも、ちゃんと売ってましたよー。


もちろん、もっと普通のパン(笑)も売っています。
コッペパンみたいな形のパンがあるんです。
ゴマ付きで、焼き立てを食べたら、ふわふわでおいしかったぁ。

街ではサンドイッチ屋さんで、サンドイッチにしてました。
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中身は、豆のコロッケと、トマトときゅうりの角切り。
豆のコロッケは、4つくらいパンに放り込んで、手でグリグリつぶしてしまいます。
そこに、ミックス野菜を放り込んで、調味料で味付け。

屋台だから、腐りやすいものは入れてないみたい。
マーケットのサンドイッチ屋さんも、同じような中身でした。


ってな具合なんですが。
日本やタイみたいに、菓子パンやデニッシュには、お目にかからなかったなぁ。
ホテルの朝食で用意してるところはありましたけど、
たぶん、あれはヨーロッパ人がたくさん泊まるホテルだったからだと思います。
あまり、一般のヨルダン人は食べてないようです。

伝統的な食事ばかりの国なので、とーってもおもしろかったですよっ!
# by oishiinan | 2009-05-15 15:18
ここしばらく更新できなかったのですが。
・・・・・実は、今、ヨルダンにいるんです。
何ヶ月か前から計画していたんです~。

タイにも大型連休っていうのがありまして、
それが、5月の始めからなんですよー。
日本のゴールデンウィークとほぼ同じ時期。
10日過ぎまで、飛び石なんですが、祝日が続きます。
国内、国外、旅行する人は多いんです。


で。
私はヨルダンに・・・・・。

なぜヨルダン?
と、聞かれることも多くって、
旅行中にも何人かに聞かれたんですけど、
本人にもよくわかりません。


そして。
タイではヨルダンは無名な国。
「それって、どこ???」
ほぼ、皆さま同じ反応でした。

全然手ごたえ無し。。。。。

つまらん。。。。。


確かに、私もよく知らなかった。
名前しか知らなかった。

ええ。
そうです。
名前しか知らなかったんですよっ、私も。

そういう方も多いかも?
ということで、かなーり有名な場所の写真をご紹介。
突然ですが、ヨルダンです。_c0112184_05771.jpg


これ、見たことありませんか?
インディージョーンズに出てきた神殿です~。

ヨルダンにはこういう場所がいーーっぱい。
遺跡だらけの国なんですよね。


・・・・・・・っていうのは、私も来てみて知ったのですが。


どこに行っても遺跡だらけ。
でもって、まだまだまだまだ掘られてない場所が山積み。
どーするんでしょうねー。
この先どれくらいかかるのか?
わずか10日観光しただけの私ですが、まーったく見当がつきませんでした。

だって。
どう見ても遺跡だろーって場所が放置されてたりするんですから。
でもって、遺跡って言ったって、ちょっとやそっとの大きさじゃないんですよね。
いやぁ。
とんでもない場所です。



なんて話はともかく。

ヨルダンの料理なんですが、ね。
これがまた、砂漠にマッチしてるというか、
とにかく乾燥地帯の料理を初めて体験したわけです、私は。

でもって、なるほどなぁ~と思いました。

料理って、それぞれの地域の特性が生かされているんですね。
おもしろいです。


突然ですが、ヨルダンです。_c0112184_192743.jpg


えっと。
名前がよくわからないのばかりで、ごめんなさい。
この3種類の料理は、ホントにみんな良く食べてました。
朝とか昼に食べる料理みたいですねー。
白いのは豆のペーストらしいです。
で、もう1つはキドニービーンズを中心として、赤系の色の豆をトマト味に煮た料理。
これをピタパンみたいなのにつけながら食べます。

コロッケみたいなのは、豆をつぶしたフライで、パンにはさみ込んで、
さらに白いペーストを付けながら食べるんですよねー。
なぜか、豆コロッケだけでは食べない。
このあたりは、日本人的感覚ではよくわかんないんですけど、
でも、決まりがあるんですよー。

突然ですが、ヨルダンです。_c0112184_1141391.jpg


こんな感じで食べるんですけどね。
素人な私には、すんごく難しいのよねー。
パンをたたむので、大きさとか形とか。
どんな感じにすれば食べやすくなるのか、見当がつかない。

大きくすると食べにくい。
小さくちぎると豆が乗らない。

なんてのか、コツがつかめなくって、
10日近くいたんですけど、
まだまだ・・・・・って感じです。
#でもって、今日はもう帰る。


これに必ず付いてくるのが、ピクルス。
突然ですが、ヨルダンです。_c0112184_1183598.jpg


かなーりしょっぱかったです。
タイの漬物よりしょっぱかったかも。

あっ、青いのは唐辛子。
タイにもありますが、比較的辛味の少ないタイプのです。
日本人には激辛、だけど。



そして。
お腹が空いてガッついて食べ始めてしまったのですが。
これは絶品っ!
突然ですが、ヨルダンです。_c0112184_124429.jpg


チキンの丸焼き。
1人前オーダーすると、半身で出てきます。
かなりのボリュームなんですが。
ほーんとにおいしいっ!

こんな風に作ってるんですよー。
グルグル回ってるので、ちょっと写真はピンボケになっちゃったんだけど・・・・・・。
突然ですが、ヨルダンです。_c0112184_1271580.jpg


上のほうに新しい鶏肉を入れていくので、
その肉から油がポタポタ落ちてくるわけです。
なので、表面がカリカリ。
中はふわふわ。

どこで食べてもおいしかったですねー。
この作り方だと、マズイわけがないもんねー。


で、これをサフランライスと一緒に食べます。



ん???
なんか似てる???

そうです~。
タイのカオモックガイに似てますよね~。
突然ですが、ヨルダンです。_c0112184_1414891.jpg


カオモックガイっていうのは、タイではイスラム料理ってことになってるんですよ。
そっかぁ。
これがヒントになってるのねー。
と、私は思いました、です。
#こっちもすきっ腹で思わず食べてしまった写真だぁ~。


とは言え、タイではほとんどのお店が鶏肉をカレー味で煮てますけど・・・・・。
でもって、お店によってはかなり辛~いんですけど・・・・・。

だけど、ルーツはこれかもしれませんねー。
# by oishiinan | 2009-05-10 01:49

3分クッキング

タイって共稼ぎっていうのかなぁ。
夫婦で仕事してる人は、とっても多いです~。
子供は、ナースリーに預ける場合もあるんだけど、
大家族で暮らしている場合は、現役引退したおじいちゃん、おばあちゃんが見てることが多いのかなぁ~。
田舎から出て来てる人は、田舎に子供を置いてる場合も多いしね。
なんていうのか、出稼ぎ感覚のようなモンだと思うんだけど。


だけど。
たまには、誰も預かってくれないこともあるわけで・・・・・。
そういうときは、子連れ出勤してきます。
これ、お母さんだけじゃないのよね。
お父さんの子連れ出勤も見かけます。

バスに運転手さんの子供が乗ってて、車掌さんが面倒をみてたり、
お店に子供が遊んでたり。
よくあること、です。

この前は、バイクタクシーの運転手さんが子連れ出勤してて。
いくらなんでも、こりゃぁどんなもんだろうか?と思いましたデス。
スクーターの前の部分に子供がいて、後ろにお客さんを乗せて走るってな状態。



あっと。
話が、ものすごーくヘンな方向にいっちゃいましたが・・・・・。

まぁ、そんな状態なので、
買ってきた料理をアレコレ並べたりして食べちゃうわけです。
お手軽な料理だけ作ったりする人もいるらしい。

スーパーには、こんなものも売ってます。
3分クッキング_c0112184_1123972.jpg
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これを煮るとスープになったり、タイスキっていう鍋料理ができたり、
煮込み料理になったり。

日本でもありますよねー、材料のセット販売。
あれこれ材料を揃えなくちゃいけないような料理に限定されております。
便利でもあるけど・・・・・。
基本、材料を買い込まなくて済むから、かえって安上がりになる料理限定。
ってことなんでしょうねー。

核家族化が進行してるんだなぁ~、タイでも・・・・・。



これ、どんな具合だろーと。
私も1つ買ってみました。

肉団子スープの材料、です~。
3分クッキング_c0112184_11151872.jpg


冷蔵庫から出したばっかりなので、ちょっと曇っちゃったのねー。
一応拭いてから撮ったんだけど、気温差激しいからなぁ。
価格は33バーツちょっと。
日本円なら、100円くらい。
やっすーーーい!

さてさて。
レンジとポットしかない私。。。。。
これをどうやって食べられる料理にしようかと考えました。

そっか、これを使おうっ!
ということで、この鍋を使うことに。
3分クッキング_c0112184_11174269.jpg



これは、ですね。
さすが、電子レンジ王国タイだぁ~と思わせる一品。
レンジでご飯が炊ける釜、なのです~。

日本にも、レンジでご飯というような釜がありますが。
アレ、です。
どこが違うかと言うと、鍋の構造。
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鍋の部分も、蓋の部分も二重構造になっております。
優れものです。
こちらの価格は205バーツ(600円)。
これまた、やっすーーーい!

これ、煮物にも使える、でしょー?!


材料を取り出してみると。
3分クッキング_c0112184_1225522.jpg


なかなか充実してますねー。
タイのことだから、もしやして洗ってないかも?
ということで、一応野菜は洗ってみました。
あと、きくらげ大きすぎたので、カット。
パクチーも、私の好みに合わせてカット。

見えないところから、グリーンリーフが、ぺろんと出てきました。
もしもし・・・・・?!
これ、かざりのつもりなのか?


さて、作るぞ~~、という段階で、ふと考えました。
水に、調味料と材料をぶち込んで、レンジでチン?
う~ん。。。。。
なんか、おいしく作れないかも?

というtこで。
ポットでお湯を沸かしてから、材料を投入することに。
調味料はこんなものを使用しました。
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タイのコンソメは、いまひとつ口に合わなかったので、日本からの持ち込み品を使用。
鍋にお湯を入れて、
調味料を入れて、
肉団子 → 人参 → きくらげ → 白菜
の順番に投入したら、こんな具合。
3分クッキング_c0112184_1294935.jpg


白菜がスープの上に出張ってますが、たぶん野菜から汁がでてくると思うんだよねー。
こんなもんで、いいかなー。

さて、蓋をして3分間のチン。
どきどきどき。。。。。
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蓋を取ってみたら・・・・・。
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わぁぁーーいっ!!
できてるーーー!

けっこうスープの量が多くなってたので、冷蔵庫に入っていた生春雨を入れることに。
あと、ごま油とブラックペッパーいれよっと。
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#写真、暗かったわねー。ぼそぼそぼそ。。。。。


さて、これが完成品。
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おいしかったぁぁぁ。
へへへ。
ホントに3分クッキングでした。
日本でも、こういうのがあればいいのになぁ~。
また、違うのを買って、作ってみよーっと!
# by oishiinan | 2009-04-27 12:30 | タイのおかず料理

レンジでお好み焼き

タイトル通りなんですが。

以前にも書きましたが。
私の調理道具は、電子レンジと電気ポットだけ、です。
この2つだけで料理作ってるのよ~。

ということで、作れるものには限界があります。

この限界を打破すべく、先日帰国した私は、数々の電子レンジ調理器を購入。
順番にチャレンジしていくつもりだったのですが、
最近仕事が立て込んで、そんな機会もないままに過ごしておりました。

しかーし。
そういう日々が続くと、仕事以外の何かに熱中したくなるのは、当然の結末。
なので、今日はレンジ料理に挑戦!です。

持ち込んだレンジ調理器の中の1つが、コレっ!

お好み焼き器であります~。
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蓋を開けると、このような状態。
レンジでお好み焼き_c0112184_12224578.jpg


これ、100均で買いました。
こんなモンが使えるんだろうか?


実は、タイにもキャベツはあります。
野菜炒めに入っていたり、カレー味(タイ人的にはカレー味ではないらしいが)で炒めてあったり、
スープに使われていたり。
よく食べられている野菜なんですよー。

で。
たまたま、なんですが。
お好み焼き粉を持ち込んでいた私。
以前にもお好み焼きにチャレンジしてみたんですよねー。

一応お好み焼き風の具を作って、レンジでチンしてみたところ。
なーんかいただけない。
もんじゃ焼き崩れというんでしょうか?
キャベツにドロドロしたものがくっついているという、
そんな風情のものが仕上がったのでございます~。

これが、調理器具を使うだけでお好み焼きに変身するのか?
と、ひっじょーに疑問。
つい、購入してしまったというわけです。



でわでわ。
作成過程の一部始終を。

まず、作り方に書いてあった通り、片側の容器に具を置く。
レンジでお好み焼き_c0112184_11375893.jpg


説明書には、豚肉の薄切りって書いてあったんだけど、
今日は急にチャレンジすることになったので、豚肉なんてものはない。
たまたま冷蔵庫にあったのは、ケーシングのソーセージ。
魚肉ソーセージの豚肉版で、メチャ太いヤツと思ってください。
それしかないので、使うことに。

あと、ナチュラルチーズの硬いところも入れることにした。
これ、今晩のつまみにしようかと思ってたんだけど、
お好み焼きに入れたほうがおいしそうだから、思い切って入れちゃうことに。


次に、キャベツを切って、お好み焼き粉と、卵と、水でまぜまぜまぜ。
レンジでお好み焼き_c0112184_11484057.jpg



これを、具の上に乗っける。
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思ったよりもいっぱい乗るわね。
キャベツ、大量に乗っける。

で、蓋をしめてレンジへ。
これも説明書きのとおりに、600Wで6分間。

だけど、タイのレンジのタイマーって、どーもあやしいのよねー。
全然調理が終わらないこと、しばしば。
1分かけただけなのに、どう考えても3分間は回ってて、
最初はそれに気が付かなかったもんだから、
いろんな材料をガリガリに乾燥させちゃってさぁ。
バカヤローな気分を何回も味わいました。

しかし、今日はちゃんと6分間くらいかかっていた、ようだ。(笑
調理時間が長くなると、それなりにタイマーが合うのかも、ね。


で。
レンジでお好み焼き_c0112184_1217291.jpg


なんだか、キャベツがしんなりしてて、匂いも火をとおしたときの匂いがする~。
でも香ばしいお好み焼きの匂い、ではない。
だって、焦げ目がない。

・・・・・・・やっぱり・・・・・・・。

だと思ったけど・・・・・・・。


このまま皿に移しても、なぁ~。
そっだ。
普通お好み焼きは、具が乗っているほうが上。
ってことは、裏返すとそれなりに見えるのか?

じゃーーーんっ!!
レンジでお好み焼き_c0112184_11584576.jpg



ふぇ~ん。
がっかり~。
調理器の底についてた、縞しま模様が、くっきりと。

なんか、いまいち~~~。


まぁいいや。
ということで、これまた日本から持ち込んだウスターソースをかけ、
ケチャップとマヨネーズとマスタードをかけ。
レンジでお好み焼き_c0112184_1213871.jpg


見た目汚くてすみません。
ケチャップ瓶入り、振り出して出す。
マスタード、穴が大きくてどばっと出る。
すんごい状況になってしまいましたが、写真なしというわけにもいかず。
お見苦しいものお見せすることになってしまいました。


あっ、ちなみに。
こっちでは、とんかつソースや中濃ソースは売ってるんですが、ウスターソースは売ってないのです~。
ないと食べたくなるもんなのよね。
ということで、ウスターソース、日本から持ってきました~。

それから。
日本のからしってのも、ないです。
チューブ入りはあるんだけど、お店屋さんに置いてあるようなからしってのはないのよねー。
粉わさびはあるんだけども、粉からしはない。
なので、マスタード代用。
ちょっと違うんだよな~、とは思うんだけどね。



さて。
試食して、どうなのか?ってことなんですが。
一応、それ風。
しかし、やっぱり香ばしくないのは、大減点。

お好み焼きって、焦げてなくっちゃおいしくないんだなぁ。
でも、まぁいっか。
使えないこともナイ。

それに、なんかコレは応用できそうな気がします。
後日、また別の料理にチャレンジする予定、です。
# by oishiinan | 2009-04-25 12:27 | キャベツ
さて、前回は燃焼と同じ反応が体の中で起こっているらしいということをラボアジエが発見して、
さらにそれが証明されたってところまででしたよね。

これが証明されたから、
食べ物を燃やして測定したカロリーと、体が利用したカロリーは同じ単位で表してもいい。
っていうことも、やりました。


ここのところがちょっとわかりにくかったら、こういうふうに考えてみてください。

もし、体で起こっている燃焼が、一般的な燃焼と比べられないようなものったら・・・・・。
カロリーという単位を使えない、ということになるんです。
だって、カロリーというのは、1気圧のときに1gの水を14.5℃から15.5℃に上げることのできるエネルギーを表す、って決められていたでしょう?
それ以外のことにカロリーという単位を使ってはいけないんです。

だから、基礎代謝で消費するカロリーは?
とか
この運動で消費するカロリーはおにぎり1個分だ
とか。
そういう考え方はできないということになります。

体が消費するカロリーを食べたもののカロリーを比較して考えることができるのは、体の中で何かが燃えていて、それが一般的な燃焼と同じ性質を持っているってことが証明されているからなんです。
この、体の中でおこっている燃焼のことを、「生理学的燃焼」と呼んでいます~。

これ、大事なことなので、何度でも書かなくちゃってことで、書いておきました。



さて。
他にもいろんなことが研究されてるんですよね。


2. 食物を燃やして得られる熱量の研究

 食物を空気中で燃やして得られた熱量と、
 同量の食物を食べて出た排泄物を燃やして得られた熱量の差を比べれば、、
 体が吸収した食物の熱量を推定できる。

これ、難しそうに書いてありますけど、内容は簡単です。

食べ物を食べます。
これを燃やすと、この食べ物に含まれていたカロリーを知ることができます。

だけど。
食べ物を食べても、それが全部体の中で使われるってわけじゃありません。
消化がいいだの悪いだの。
よくそんなことを言いますが・・・・・。

そうです~。
もし、食べ物を体が全部利用してるならば、ウンコとかおしっこは、出てこないはずです。
っていうか。
出てきても、ウンコとおしっこのカロリーはゼロ、なはず。

ということで、ウンコとおしっこを燃焼させて、そのカロリーを測ってみると。
たぶん、それなりにカロリーがあると思われ・・・・・。

だから、その分を引き算すると。
どれくらいのカロリーを体が使ったのか?ってことがわかる。


簡単なことです。
が。
気が付くには、それなりの発想の転換が必要だった、でしょうねー。

そして、今でもこの方法は実際に行われていて、もっとずっと後で出てきますが、
重要なコトに使われています~。


さて、次。

3. 放出熱量についての研究

 生物を断熱気密室に入れ、気温の上昇を直接測って放出した熱量を推定することができる。

これも、簡単なことですよねー。
生物の体内では燃焼が起こっていて、それが熱になって放出されています。
だから、生物を密室に入れれば、当然その体温が篭って室温が上昇。
これを測定してカロリーに置き換えればいい、ってことですねー。

人がいっぱいいる部屋って、温度が高くなるでしょう?
そういういことです。
その温度をエネルギーとして計算できるよって、話。

なーんだ、ですが・・・・・。

基礎代謝の研究なんかに使われています。
 

もう1つ。

4. 分子化学的機序の研究
 現代では解糖系など栄養素のエネルギー変換の分子的機序が明らかになっているため、その過程から得られる熱量を推定できる。

これも、ですね。
難しそうですが、そうでもない。

よく、油(脂質)はカロリーが高い食べ物だ、とか言いますよね。
聞いたことあると思うんですが・・・・・。

食べ物を分子レベルで考えてみたとき、エネルギーとして利用できるのは
炭水化物、たんぱく質、脂質。
この3つだけです。

ビタミンとか、カルシウムっていうのは、エネルギー源にはならんのです。
こういうものを食べても(って、こういうものだけ食べることは不可能ですけども)、カロリーはゼロ。

んじゃぁ、分子の性質によって、内在するエネルギーは違うのか?っていうと。
違います。

だから、それを調べてみると、ある程度の法則性があって、
推定することができる。

と、こういうことが書いてあるわけです。



今回はここまで~。
次回は運動とエネルギーについて書きたいと思ってます。
ちょっと急いでいるので、書きっぱなしでアップします~。
# by oishiinan | 2009-04-22 14:33