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タイと日本を行ったり来たりしています。ときどきタイ料理の紹介、ときどきオリジナル料理の紹介、たまに豆知識なんかも書いています。


by oishiinan

パンの耳ピザ

ある日パン屋さんで出会ったパンの耳の袋詰め。
ぎっちり詰まってて、なんと20バーツ(約55円)。

な、なんと激安っ!!!


屋台のタイラーメンだって、30バーツ以上になってるような状況。
それなのに、それなのに。
大量のパンが(の耳だけだけども)20バーツってのは、激安です。

実は、もともとタイではパンというのは高級な食べ物で、
セブンイレブンなんかで売っている天下一品のまずい食パンだって20バーツもするんだよね。
屋台の麺が30バーツっていうのに比べたら、えらく高い買い物。

これが、ちゃんとしたパン屋さんで買うと、最低でも40バーツはする。
中には69バーツとか値段をつけてる店だってあるんだから・・・・・。

日本だったら、立ち食いソバよりセブンイレブンの食パンの方が高いっ!てことよ。
パン屋さんのパンが、それなりに有名なラーメン屋さんのラーメンと同じ値段ってことよ。
どーよ、それっ?!


ということで、私は当然のごとくパンの耳を買い込んだのですがぁ。
持ってみたら異常に重い
これ、1キロくらいは入ってるんじゃないの?

もしかして、すんごいかも?



さて、結果ですが・・・・・。
やっぱりこれは、すんごい量でして。
がんばって食べてるのですが、まだ終了しないという状況。
冷蔵庫に保存してはいるのですが、とてつもない体積でして、
一時は庫内上段の半分を占めておりました。
げっそり。

でもって、どうやって食べてるかというと、
そのまま食べられたのは最初の2日だけだった。
3日目から、いろいろと形を変えつつ、食卓に上っています。
現在1週間目で、残りはココまできました。

パンの耳ピザ_c0112184_1162611.jpg


がんばったーーーーー!

袋の大きさがわかりにくいので、ものすごい量だったってこともわかりにくいでしょうが、
日本で大袋に入ってるパンの耳とほぼ同量ってところからのスタートだったのよー。
自分を誉めてやりたい。
でも、もう飽きてきたけど・・・・・・・。

一番食べやすいのは、パンの耳ピザ。
めちゃ簡単。
作り方ご紹介します。



本日の材料。
スパゲッティのトマトソース。
ナチュラルチーズ。
そして、カニカマ。
もちろん、パンの耳。

パンの耳ピザ_c0112184_22114155.jpg


まず、パンの耳をフライパンに並べる。
油なしでOK。

パンの耳ピザ_c0112184_22124012.jpg


でもって加熱開始。
もし、このへんてこなレンジじゃなかったら、弱火で開始すればいいんじゃないかと思います~。

さて、このパンの耳の上に、トマトソースをのっけます。

パンの耳ピザ_c0112184_22142023.jpg


そして、カニカマとスライスしたナチュラルチーズ。

パンの耳ピザ_c0112184_22145654.jpg


ナチュラルチーズ、ですが。
これ、ラップに包んで保存してると、水気が出てきてヌメっとしてきませんか?
冷蔵庫の匂いも付きやすくなって、長く置くとカビが生えちゃったりするんですよねー。

私は、キッチンペーパーにくるんで、

パンの耳ピザ_c0112184_2216221.jpg


ジッパー式のビニール袋に入れて保存してます。

パンの耳ピザ_c0112184_22171746.jpg


こうしておくと、すごく使いやすい。
ペーパーを広げたまままな板に置いて切ると、汚れがすくなくてすむし、
ラップより紙を捨てた方がエコ?
なんちゃって。


で、あとはスパイス。
今日つかったのは、この2種類。
両方ともミル付きなんですが、1つはイタリアンミックスというスパイスで、
もう1つはブラックペッパーです。

パンの耳ピザ_c0112184_22181162.jpg


これをかけて。

パンの耳ピザ_c0112184_2219811.jpg


そこにブルーチーズを乗せる。

パンの耳ピザ_c0112184_2220537.jpg


ブルーチーズは使わなくてもいいんだけど、
たまたま残ってたし、入れるとやっぱりですがおいしくなるので、使ってます。
あるものを使えばいいってこと、です。

あとは蓋をして、チーズが溶けるのを待つだけ。

パンの耳ピザ_c0112184_222308.jpg


この間に、使った調理器具なんかを片づけてると、出来上がるという。
なんという簡単なごはん。

このピザが気に入ってるところは2つあって、
1つは耳がカリカリして、おいしいってこと。
もう1つは、耳なので、細長くって食べやすいってこと。

パンの耳ピザ_c0112184_22251838.jpg


どうだっ!!


さて、当然ながらこれ以外にも
トマトソースの代わりにカレーを使ったり、
フレンチトーストを作ったり、
いろいろやってるのですが。
まだまだまだ
残っています。。。。。



やけっぱちのようにいろいろ試作品を作りまくったなかでのちょっとしたヒット作。
バターで焼いて、ジャムを付けるってのはちょっとしたスナックにぴったりですた。

パンの耳ピザ_c0112184_22305782.jpg


今回のジャムは、マンゴージャム。
バターの量は、ダイエットの進行状況によって調節してくださいませ。
場合によっては、カリカリに焼いた後で溶かしバターをまぶすほうがいいかも?です~。


あー。
あと何日かかるのだろうか?
やっぱ最終手段ってことで、パン粉にするのが順当か?
# by oishiinan | 2010-07-05 22:46 | パスタ・パン

トム・ヤム・プラー

トム・ヤム・プラーっていうのは、トム・ヤム・クンと同じ料理だけど材料がちょっと違うんですよね。
日本ではトム・ヤム・クンが圧倒的に有名。
もちろん、タイでもトム・ヤム・クンが王道です。

日本で有名な料理が現地ではいまいち。
ってことはよくある話ですが、
トム・ヤム・クンは現地でも人気あります。
タイ人も大好きな料理です~。

なので、トム・ヤムに使うハーブは、こんなふうにしてセット販売されてるんです。

トム・ヤム・プラー_c0112184_22402897.jpg


市場の八百屋さんでも売ってるし、スーパーの野菜売り場でも売ってる。
トム・ヤムって、すごくよく食べられている料理なんですよねー。




さて。
タイ料理に詳しい人にはわかりきったことかもしれませんが、
一応、トム・ヤムという料理について説明します~。

トム・ヤム・クンとトム・ヤム・プラーはどこが違うかと言いますと、
トム・ヤム・クンに使われるのはエビ。
トム・ヤム・プラーに使われるのは魚。

そーです。
クンっていうのは、タイ語でエビ。
プラーっていうのは、タイ語で魚。

それだけの違いなんですねー。


他にトム・ヤムにどんな種類があるかというと、
タレー(シーフードのミックス)、プラームック(イカ)、ヘッド(茸)、ガイ(鶏肉)、
なんてものが一般的かな~。

豚肉や牛肉を使ったトム・ヤムって聞いたことないです。
確かに、味の点では相性がよくないかも、ね。


で。
トム・ヤムのスープには大きく分けて2つの種類があって、
1つはココナッツミルク入り。
もう1つはココナッツミルクなし。
日本ではココナッツミルクが入っているのがほとんどじゃないかなぁ。

私は日本にいたときはあまりタイ料理って食べてなかったんだけど、
乏しい経験の中では、ココナッツミルクが入っていないトム・ヤムに出会ったことがありませんでした。
こっちに来て、初めて食べたんですよねー。


じゃ、タイではどっちが一般的か?ってことなんですけど。
これ、住んでいる地域で違うかも、です。

南部に住んでいた時には、ほとんどココナッツミルクなしでした。
北部や東北部でも、ココナッツミルクなしのほうが多かった。
でもって、バンコクだとココナッツミルク入りを出すお店がけっこうあります。
もちろん、入ってないのを出すお店もあるんだけどね。

地域によって差があるのか?
それともココナッツミルクが入ってる方が現代風なのか?
何人かのタイ人にも聞いてみたんですが、
「う~ん。。。中部が入れるってわけでもないかも?バンコクだとココナッツミルク入りを出すお店が多いよね」
って言ってました。


となると、入れないのが原型なのかも?
辛味をマイルドにしたり、
リッチなテイストにしたり、
そういうことで、ココナッツミルクを入れるようになっていったのかもしれませんねー。

そういえば、田舎の方でも、外国人御用達みたいなホテルのレストランのトム・ヤム・クンには
ココナッツミルクが入っていたような気がする。。。。。。



とまぁ、そんなトム・ヤムですが。
大学でお料理を教えていた先生に習う機会があったので、作り方をご紹介します。
この日は、トム・ヤム・タレーとカオ・パット・クン(海老入りチャーハン)を教えてもらいました。


まず、材料。
ちょっとピンぼけだった~。
トム・ヤムの材料とカオ・パットの材料が一緒に並べてあったので、ごちゃごちゃしてますが、
トム・ヤムの材料だけ説明しますね。

トム・ヤム・プラー_c0112184_22452597.jpg


2枚並んでいるほうの左の皿。
ここに乗っている材料がトム・ヤム・タレーに使う材料です。

・・・・・。
と、書いてから。
これじゃぁわかんないし、足りない材料もあることが判明。
ありゃーーー。

ちょっと買い足してきて、作りつつ説明しますー。
なので、写真の統一感がなくなっちゃうかもしれないですけど、ご容赦を。



さて。
時間は経過しています。
お買い物に行ってきました~。

では、さっきの続き。
皿の材料の説明です。
一番上がタクライ。
レモングラスという名前のほうがわかりやすいかも?


まず、レモングラスを上からたたいてつぶします。
つぶしてから、4~5センチくらいにカットします。

トム・ヤム・プラー_c0112184_22473559.jpg


レモングラスっていうのは、そのままじゃほとんど匂わないんです。
にんにくと同じで叩き潰すとすごーくいい香りがしてくるので、バンバンとたたいて潰す。

ただし、ニンニクと違ってすごく固いんですよー。
先生の家では、分厚くて重い中華包丁があったので、バチンと一発でうまくいったのですが、
写真を撮るために家でやってみたら、全然ダメ。
擦りこぎみたいな固いものでやったほうがいいと思うなー。

この日は3本のタクライを使用しました。


さて次。
左皿の時計回りして右下。
緑色した変な形の葉っぱがあります。
これは、バイマックルーと言いまして、日本語を調べたら「こぶみかんの葉」って書いてありました。
すだちみたいな柑橘類の葉っぱです。


次。
バイマックルーの左側。
ちびっこいトウガラシ。
プリッキーヌとプリッキーヌデーンと言います。
すごーく辛いトウガラシとして有名です。


最後の材料。
カーと言います。
生姜に似てるんだけど、生姜じゃない。
ここ見て下さい~。
あっ、レモングラスやバイマックルーも出てた。

このHPに出てる絵は、まだ皮を剥く前。
ほとんどのお店では皮をむいた状態で売っています。
写真のは薄く切った後なので、切ってるところを写真に撮ってみました。

トム・ヤム・プラー_c0112184_2249056.jpg


そして。
この日の材料には入っていなかったんですが、日本名ふくろ茸も入れます。
日本だと缶詰か冷凍ものがほとんどだと思うのですが、ここでは生を使うのが普通です。
どこでも売ってるし。
こんな感じに切って入れてあることが多いですねー。

トム・ヤム・プラー_c0112184_22494539.jpg


さて、材料が揃ったら、鍋にお湯を沸かして、コンソメキューブを入れてスープを作ります。
ここに、まずカーとレモングラスを入れて香りを移している間に魚を切る。

トム・ヤム・プラー_c0112184_2252761.jpg


先生、大胆に切っていました。
「お店のは小さく切ってあるけど、これは家庭料理だからー」
とのこと。

トム・ヤム・プラー_c0112184_22531745.jpg


魚に火が通ったら、アクを取ってからバイマックルーをちぎって投入。

トム・ヤム・プラー_c0112184_22543972.jpg


そして。
盛り付ける皿の中に、
小さく切ったプリッキーヌ、プリッキーヌデーン、
トムヤムの素、
マナオを入れておく。

トム・ヤム・プラー_c0112184_22564481.jpg


マナオっていうのは、タイ人はレモンだって言ってるけど、
どう見たって違います~。
見た目も違うし、香りもちょっと違う。
どちらかというと、すだちって感じかなぁ。
西洋だったら、ライムの方が近いかもしれない。

包丁を押しつけながら汁を搾ってました。

トム・ヤム・プラー_c0112184_22573128.jpg



ここに出来上がったスープをちょっと入れて、トムヤムの素を溶かす。

トム・ヤム・プラー_c0112184_22582949.jpg



最後に鍋の中身を全部投入して・・・・・・・

トム・ヤム・プラー_c0112184_22594694.jpg


味を直してからパクチーの刻んだものをふりかけて出来上がりっ!!

トム・ヤム・プラー_c0112184_2314051.jpg



もし、もっと辛いのが食べたいわ~という場合は、その人の取り皿にプリッキーヌとトムヤムの素をプラスしておけばいいわけです。

トム・ヤム・プラー_c0112184_2323189.jpg


辛そうな色になってるでしょー?

トム・ヤム・プラー_c0112184_236649.jpg




トム・ヤムって、鍋の中で味をつけるのかと思ってた・・・・・・・。

ん?
でも、お店で食べたときには鍋で煮るときに味を付けてたような気もするけど・・・・・・・。


こういうときは、検索かけると一発なので、いろいろ調べてみたんだけど~。
やっぱりどれも鍋の中で味付け完了させてる~~。


ということは。
これは、彼女のオリジナルレシピなのねー。

へぇぇぇ。

でも、よくよく考えると、こうやって作る方が自分の好きな辛さに調節できたりするし、
香りも飛ばなくていいし、
かなーり合理的なのかも?


日本でも、作り方なんかにこだわりがある人多いと思うんだけど、
タイでも同じなのねー。
って、当り前か?!


これ、なかなかいいやり方だと思うので、
今度からは、私もこうやって作ることにしよっと!!!
# by oishiinan | 2010-07-04 00:31 | タイのおかず料理

じゅん麺の不思議

さて。
昨日のカレーうどんに使った「じゅん麺」。
これがなんとも不思議な代物。

もう1度写真見てね。

じゅん麺の不思議_c0112184_22505167.jpg


左上には「賢」のマーク。
タイ人は当然ながら漢字が読める人なんてほとんどいないわけで、
なので、「KEN」とふり仮名付き。

最初はこれはメーカー名を関係あるのか?なんて思ったんですが、
昨日ご紹介したとおり、袋の裏のメーカー名は、「THUBAKI FOOD SERVICE」なわけで。
ってことは、「賢」なんて全然関係ないってことで。

なぜ「賢」?

う~ん。
タイ暮らしが長くなってきて、タイ人流思考回路がすこーしわかったきた私が思うに、
たぶん、この袋をデザインしたタイ人、または発注者のタイ人、
「賢」って文字が気に入ったんじゃなかろーか?

どこかでこの字を見て、すごく気に入ったんじゃないかと思うのねー。
でもって、日本人に聞いてみたらば「かしこい」って意味なんだよーと教えてくれて、
ますます「賢」って字が好きになった。
だからこんなに目立つ位置にマークとして入れたんじゃなかろーか?

たぶん、十中八九当たりだと思われ。
どうせ、そんなとこだと思います。



味、ですが・・・・・・・。


ひっじょーーーーにマズイっ!!!!!

袋の裏の写真見てね。

じゅん麺の不思議_c0112184_2328239.jpg


ここに「●召しあがり方」って説明書きがあるんですがね。
「伝統の製法で作られたコシと、ねばりと、のどごしの「じゅん麺」
って、嘘ばっかり。

全然コシなんてないし、
ねばりもないし、
のどごし悪いし。

さいてーーー、です。



じゅん麺の不思議_c0112184_22541881.jpg


こんなに見た目はおいしそうなカレーうどんなんですが、
肝心のうどんは・・・・・・・。
例えて言うなら、「すいとんの団子を細長く伸ばした」って感じでしょーか?

もたもたしてて、
ぼそぼそしてて、
ぼたぼたな食感。

鍋に入れたときのあのごろごろを見たときから、
いやああな予感はしてたので、
ショックを受けたとまではいきませんでしたがぁ。
もし、これが多大な期待を寄せていたら、
ほんとおぉぉぉにがっかりしたんじゃないかと思われます。

袋の説明書きに書いてあるように
「好みの固さまでゆでて」たら、
たぶん、ぬめぬめのどろどろになってて、
それこそがっかり感10倍、間違いなし。

どーいう作り方すると、こんなものができるんでしょーか?
日本人的にはあり得ないうどんです。



さて、「じゅん麺の不思議」はこんなことでは終わりません~~。
袋の左下見て下さいませ。

じゅん麺の不思議_c0112184_2256340.jpg


ここにはカロリー表示がしてあります。
286キロカロリー。

まっ、うどん1玉ならそんなもの?

いや、いや。
この1玉は、ずいぶん小さい気がする~。
日本のうどんの2/3くらいじゃないかと思うんだけども~。

だとすれば、290キロカロリー近くあるってのは多すぎるよなぁ。
と思いつつ、袋の裏を見ると。

なんと、そこには1袋140グラムなんてことが書いてあるじゃあーりませんかっ!

じゅん麺の不思議_c0112184_23291551.jpg


えぇぇ~~~。
そんなに少ないの?
ほんとーかなぁ?

私の記憶では、食事チェックするときには、うどん1玉210gとか220gって計算なのよね。
確かに日本のよりは小さいけども、140グラムしかないってのは、相当少ないわけで、
にわかには信じがたい。


こういうときには、計ってみるのが一番でしょー。
ってことで、もちろん秤を出してきて計量。

じゅん麺の不思議_c0112184_22583695.jpg


あっ。
ホントだ。。。。。


誤差8グラムってのはちょっと問題アリかもしれないけどね。
でも、140グラムにしようとしてる努力は感じられる。



だったらば。
このうどん1玉が286キロカロリーってのは、あり得ないでしょおおおおっ!!!
それはなぜかと言いますと。

まず、「シマダヤ」さんのHPで、純うどん」のデータ「見て下さい。
「純うどん」の写真右下にある「詳細」をクリックすると見られます。

1玉220gですよねー。
そして、カロリーはというと、267カロリーです。

確かに、「じゅん麺」は、ぼそぼそしているんだから水分が少ない。
ということは、「純うどん」よりはグラム当たりのカロリーは高いかもしれない。

しかし、ですね。
グラムあたりのカロリーが高いとはいえ、1.7倍になるなんてことは、
いくらなんでもないでしょーーー。

ちなみに、コシがあって水分少なめな「讃岐うどん」ですが。
同じくシマダヤさんのHPのデータでは、200gで293カロリーとなっております。
いくらなんでも、この程度の範囲でしか違わないはず、なのですよ。


つまり、ですね。
この表示は、大ウソだってことです。
あり得ない数字が、てきとーに書かれてるってことです。

なんだ、コレ(も、か?)



ちなみに、タイではこういうことは日常茶飯事です。
タイで市販食品買う時に、成分表示見ても信用してはいけません。
極一部の食品は、厳しく規制されて正しい食品分析値が付けられてますが、
ほんとーに極々一部だけ、です。

そんなこと公に言ってもいいのか?

と、思われる皆様。
いいんです。
と、はっきり私は断言します。

証拠はいっぱいあります。
日本の某有名メーカーのタイ本社が作ったインスタント麺の表示だって、
大ウソだろーーー?
と、思われる表示を見つけちゃったこともあります。

おそらく、タイ人が勝手にやっちゃったんだと思うけど・・・・・・・・。
ヘルシーに見せたかったって気持ちはわからなくはないけど・・・・・・・。

日本の使用期限付け替えだとか、
使用期限切れ食品つかった製品とか、
全然可愛いもんだと、
こういう環境で暮らしていると、そんな気になっちゃうよなー。



という話はさておき。
実は、タイのうどんには、もう1種類あります。

コレだっ!!

じゅん麺の不思議_c0112184_2363058.jpg


なんと、さくらうどん

大笑い。


これで謎が解けました。
なーんで、「じゅん麺」の製造会社名が「THUBAKI FOOD SERVICE」なのか。
単純すぎる。
桜に対抗して椿って・・・・・・・。


さて、さくらうどん。
これは200gも入っていて、日本の袋入り茹で麺を意識した規格となっているようです。
でも、一応計量してみよっかな。

じゅん麺の不思議_c0112184_2373228.jpg


おぉぉ~。

かなーりいい線いってますね。
誤差も少ない。


そして袋の裏面。

じゅん麺の不思議_c0112184_2382317.jpg


読みやすい~。


食品成分データーはどうなってるかというと。
なんと、使用原材料の表記で逃げてるわけか。
頭いいな。。。。。

ってか、企業としては当然の方向性でしょーね。
成分分析できないならば、ラクな方法論を取るというのは、当たり前だわね。

袋の文字も、「じゅん麺」よりずーーっと読みやすい。
「じゅん麺」2色刷りにしたのはいいんだけど、白い文字と黒い文字だから、
バックの色が白っぽいと右側に書かれてる文字だけしか読めなくて、
バックの色が黒っぽいと左側に書かれてる文字だけしか読めないんだもん。


で、この「さくらうどん」に表記されてる配合割合はどうなのかというと、ですね。
うどんの作り方が載ってるHPを参考にして判断してみるとするか?

gooogleで検索してみて、小麦粉と塩だけで作ってるうどんと比べることに。
最初に出てきたHPでは、
小麦粉(中力粉)1000グラム。
塩水 塩50グラム水450グラム(460グラム使用)
ということで、小麦粉67%、塩3.3%

ををを・・・・・。


次に出てきたHPでは、
小麦粉500グラム。
塩25グラム水225グラム

ををを。
さっきの半量。
ってことは、割合は同じか。


3番目のは、2番目と同じHPだったので、その次
小麦粉500グラム。
塩28グラム水240g
塩が4%に近くなってるけど・・・・・。
でもほぼ同じだわねー。


ってことは。
原材料表示に関しては合ってるってことか。
なるほどー。



しかし。
それなのに、なぜこんなに出来ばえが違うのだ?

さくらうどんも、あり得ないマズさだった。
こんなにマズイうどんを続けて食べるハメになるとわ。

好奇心に負けたおかげで、
とっても悲しい気分になった、私なのでした。
# by oishiinan | 2010-07-02 23:59 | タイの麺料理

タイでカレーうどん

さて、今私が住んでいるアパートには、台所があります。
念願のキッチン付きアパートに住んでいます。

へへへ・・・・・。


だけども、このキッチンに付いているコンロ。
これがまた、きみょーなコンロであります。

タイでカレーうどん_c0112184_232815.jpg


一瞬、IHヒーターに見えるでしょー。


でも、全然違うのだー。
私も最初は、すごいじゃん、IHヒーターなのおぉぉ~。
と、喜んだのですがぁ。

その実態は全然違って、がっかりなヤツでございました。


名前はなんていうんだか知らないのですが、
方式としては、どうも電熱ヒーターのようなものらしい。

しかし、使ってみると電熱ヒーターとも違って、
もんのすごく使い勝手が悪いのダ。


コンロの右脇にはスイッチがある。
クローズアップしてスイッチの写真を撮ってみたんだけども。

タイでカレーうどん_c0112184_2310231.jpg


ここをひねると加熱が開始されるわけだ。
加熱されるのはいいんですけどもね。
スイッチ切っても全然加熱が止まらんのですね。

要するにヒーターが冷めるまではずうーーーっと加熱され続けるってことよ。
沸騰したらしたまんま、
ヒーターのスイッチ切っても、沸騰した状態がかなりの時間持続するってわけ。

これって、いいんだか悪いんだか・・・・・。

煮物系のときは、
確かに楽なんだけどね。

炒め物系、焼き物系は、
ちょっと辛いっすよね。


なんだって、こんなヘンなコンロ考えたんだか、ね。
IHよりは、安上がりなんだろうけどさ。
見た目IHなら、OKってことなんだろうか?




さて。
コンロの説明はこれぐらいにしといて、
カレーうどんのお話に・・・・・。


実は、昨日スーパーで、こんなヘンなものを見つけてきました。

じゃぁぁぁんっ!!!

タイでカレーうどん_c0112184_23212524.jpg


「じゅん麺」?????
なんだかどこかで聞いた名前。

なんか、もしかして。
これって。
シマダヤ?????


いえいえ。
よく見ると、違う。
裏見ると、もっと違う。
タイ語と日本語両方書いてあるし。

タイでカレーうどん_c0112184_23301456.jpg


タイ語、見えにくいですか?
で。
この写真では見えないんだけども、製造者は「THUBAKI FOOD SERVICE 」だそうな。
日本語で書いた会社名は「椿フーズサービス」って、
英語と違うやん。。。。。

調べてみたら、シマダヤで販売してるのは、「純うどん」だったから、
ホントに違うんだけどさ。



ということで、このヘンなうどんらしきものを買ってみた私。
昨日残ったカレーの再利用ってことで、カレーうどんを作ってみました。


まずは、鍋に水。

今まで水をご紹介したことなかったんで、ちょうどいいから写真をアップ。

タイでカレーうどん_c0112184_23571090.jpg


これ、6リットル入りです。
いつも、手でぶら下げて帰ります。
根性いるけど、すでに慣れました。
水だけは、やっぱ重要なので、
常に2本ストックしてます。
・・・・・・・と、こんな余計なことはどうでもいいんですが。


で。
そこに麺つゆ。
なんと、最近(って言っても1年くらい前なんだけども)味の素から麺つゆが発売されました。
その名も「匠」。
タイ人は「タクミー」って呼んでます。

「匠」ってのは、コレだっ!!

タイでカレーうどん_c0112184_072419.jpg


味は・・・・・。
ものすごく化学調味料の味が強い。
たぶん、タイ人向け。

私はあんまり好きじゃないんだけど、
日本から持ってきた麺つゆが切れちゃって、コレ買いました。
仕方ないから使ってるんだけど、さ。


お湯が沸騰したら「匠」を入れて、麺を加える。
で、このあたりでコンロの火を止める。
んだが・・・・・・・。

この麺。
コロンと固まってて、このままじゃぜーーったいにほぐれそうもない。

タイでカレーうどん_c0112184_035154.jpg


どうしたもんだか・・・・・・・。


そっか。
つゆをかけてやれば、だんだんほぐれてくるかも?
ってことで、かけてるうちに、案の定ほぐれ始めたわけだ。

タイでカレーうどん_c0112184_035543.jpg


やっぱしね。


そんでもって、ここにカレーを投入して、

タイでカレーうどん_c0112184_0365075.jpg


片栗粉の水溶きでとろみをつけて、
最後に万能荵を散らして、出来上がり。

タイでカレーうどん_c0112184_0373245.jpg


なんか、小さい丼しかないので、溢れそうです~。
少なめに入れればよかったなー。



そだ。
万能荵なんですが。
ついこの間見たTVの豆知識。
さっそく利用しています。

万能荵は、買ったらすぐに小口切りにして容器に入れて「冷蔵庫保存」。
冷凍庫じゃなくて、「冷蔵庫保存」。
容器の下にキッチンペーパーを敷いておくと傷みにくいんだってー。

ホントにホントです。
ものすごーくラクになりました。

こんな感じ。

タイでカレーうどん_c0112184_0382153.jpg


キッチンペーパー、見えますかね?


ということで、明日は「じゅん麺の不思議」について書いてみたいと思います~。
# by oishiinan | 2010-07-02 00:47 | タイの麺料理

ご無沙汰しています

ヨルダン旅行の話を書いてから、すでに1年以上が過ぎてしまっています。
ありゃりゃりゃりゃー。

旅行記を書いている途中でPCの調子が悪くなり、
直ってから書くつもりがついつい。。。。。

今見たら最後の記事の写真が見られない状態になってるし・・・・・。
マズイっしょ。


最初は気になっていたわけですが、
書かないうちに、
書かないことがふつーになってきて、
あれよあれよという間に1年以上の月日が経ってしまいました。



で、今どこにいるかというと・・・・・。
やっぱりタイです。
これから自己紹介も書き直す予定ですが、
プーケットではなくて、バンコクにいます。

その間、アフリカのウガンダに行ったり、タイ国内であっち行ったりこっち行ったり、
当然ながらいろんなご飯を食べたのですが、
ずーーーっとアップデイトできないままに。

そのうち思い出しながら徐々にアップしていく、つもり。
最後の記事の写真もちゃんと修正しておく、つもり。
今のところ、そういうつもりになっています。


がんばれー<ぢぶん



ということで、また遊びに来てくださいねー。
よろしくお願いします~~~。
# by oishiinan | 2010-07-01 22:53